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今日は大学の健康診断がありました。人が多すぎです。お陰で一時間以上かかりましたよ。まったく、もう!
とりあえず、太りました。やばい…服の重さを一キロで差し引いたとしても、あれだとは…最近の食べ過ぎがたたりすぎです。昨日歩いたとしても、焼け石に水だって気づきました(笑/笑い事じゃぬぇええ!)
あと、何か自分が低血圧だってことを知りました。上の104はまあ普通だとして。下の48は低すぎだと思います。高血圧の父にそれを報告したら、半分分けてやるよと言われました。いらねえよ。

とりあえず、痩せるために何かしないといけなさそうです。目指せ、三キロ減!

帰りに電車を途中下車してちょい久しぶりに本屋に寄りました。小説で欲しいものがありましたが、まだ家に二冊ほど読み残していた本があることを思い出し、諦めました。欲しい本はいっぱいあります。でも、かねがねえ!貧乏なんて、くそ食らえー!

さあて、今は自宅からのアップです。久しぶりにパソコンに触りました。色々とあって、軽く人間不信というパソコン恐怖症でして;でもそろそろ動かないと、誰かさんに怒られたので(笑)本館と別館の更新は休日にでもやろうと決意しました。
そういえば、パソコンと言えば。今日、講義で情報処理入門というものがあったのですが、言ってみれば、パソコン教室。今年から新しいパソコンになったというので、びすたなのかとどきどきしていたら、なんのこっちゃない、ただのえくすぴーでした。くそう。くるくるする画面が見たかったのに!うちの学校――っていうか、全国の国立大学は貧乏真っ盛りだと思います。本当、貧乏なんてくそ食らえです。負けないで、国立大学!!!!(は)

このブログを、本館にもおくかどうか、本気で悩んでます。
ちなみに、このブログ、携帯でも見れるようになったみたいで。ずっと放置していた携帯サイト作成もそろそろ実行しようと思います。これも休日にのんびりと…できるといいなあ…

休日に頼りすぎて、結局何も出来ないというのがオチだと思います(言っちゃった)

今日からお題に挑戦しようと思います。

仏語十題
01.Lettre d'amour(恋文)
02.Tendresse(愛情)
03.Ciel de Neige(雪空)
04.Bruine(霧雨)
05.Champs de Fleurs(花畑)
06.Eclipse de Lune(月食)
07.Clair de Lune(月光)
08.Chevalier(騎士)
09.Chateau(塔)
10.Princesse(姫)


http://fya.jp/~akaru/>Zilafone様からお借りしています。


01.Lettre d'amour

 慣れていないことなんて、するもんじゃない。慣れていないこと、殊に苦手だからしない、だからいつまでたっても慣れないことは。
 高校生となってから、周りを意識するようになり、料理から始まり、歌、お裁縫、読書――無理矢理やってきた。可愛く言えば、おてんば、不細工に言えば、落ち着きのない私は少しでもおしとやかになろうと、必死だったのだ。しかし、どれも失敗に終わった。当たり前だ。どれも全て、私が苦手とするものなのだから。苦手なものは苦手。克服するのはとても難しい。失敗から学んだのはこれだけだから、少し虚しい。

 それなのに、懲りず私は今日も、ある苦手とすることに挑戦しようとしていた。
「ねえー何て書けばいいのかなぁ」
「知らないよ! 自分で考えなさい!」
 放課後、人気のない教室に私を含む、女子学生が二人。机を互いに向き合うように並べ、一人は読書、もう一人――私はシャープペンシルをくるくると回していた。
「国語、得意教科なんでしょ? 教えてよー」
「うるさい。国語が得意だからとか関係ないの。今、いいとこだから邪魔しないでちょうだい!」
 そう言って不機嫌に眉間の皺を寄せて、彼女は言う。視線は文字の羅列ばかりのページから片時も離さない。私は頬を膨らませ、彼女の机の端をつかみ、がたがたと揺らした。
「親友の、一世一代の晴れ舞台なんだぞ」
がたがたがたがた……何度か揺らす。彼女は無視。がたがたがたがた……更に揺らす。彼女はページをめくる。少しだけ、めくりにくそうだ。がたがたがたがた……尚も揺らす。――そして
「うるさーい!」
ばんっ。彼女が机を叩いた。ようやく本から顔を上げ、そして私を睨みつける。
「大体ね、ろくに手紙も書いたことないくせに、ラブレターなんて書こうとするあんたが悪いのよ! 更に言えば、ラブレターなんて古い! ナンセンス! いくじなし! どうせなら、ずばっと告白しちゃいなさい!!!!」
「う……っ」
まくし立てるように一気に言われ、私は思わず言葉に詰まった。国語の成績が学年トップの彼女に、私は口で太刀打ちなど、出来るはずもない。罰が悪くなって、やんわりと視線を逸らす。
「……だって、顔見たら……更に言葉が思い浮かばないんだもん」
 いじいじとよく漫画でみかける、人差し指を合わせてぐりぐりともてあそぶ仕草をしてみる。しかし、彼女がそれで手を差し伸べてくれるはずもなく。
「今だって言葉が浮かばないんだから、同じでしょ」
ずばっと、直球を投げ込んでくる。

 私は今まで一度も、手紙なんてまともに書いたことはなかった。自分の頭の中を言葉にすることは苦手だ。
 それなのに、今、こうしてわざわざ居残って、シャープペンシルを回しながら、真っ白な便せんと格闘しているのは――世間で言う、恋文をしたためるためで。どうしてこういうことになったのか、自分でも分からない。
 私の思い人は、クラスでも比較的おとなしい、バスケ部の子。話したことは一度、二度程度。だけど、彼のまとっているというか、彼を包む雰囲気が私は何だか大好きだった。安心するというか、何というか。
 最初は告白するつもりなんてなかった。最初は、というだけあって、今はその気持ちもすっかり消去されている。思いを伝えたい衝動が日に日に大きくなっているのだ。ふられる可能性大なのに、そんな風に思ってしまうのだから、乙女の心とは不思議なもの。
 とにもかくにも、頭の中のことを言葉にするのは苦手は苦手でも、愛の力で何とかなる! ――だなんて、調子の良いこともなく。苦手は苦手のまま。こうして、ずっと頭を抱えて悩んでいるのである。

「もぉー、意地悪。ああ……本当、何て書こう」
「自分の気持ちを素直に書けばいいじゃないの」
「だからー、自分の気持ちがどんな言葉か、分からないの!」
 見守るだけ、と言って一緒にいてくれる彼女は、「そんなものかしら」といって、再び読書を開始した。私は深く深く、ため息をつく。
 自分の気持ち――大好きなのだ。だから、そう書けばいいって分かっているけれど。実際、?好きです?と書くのは、大変恥ずかしさを覚えるのである。言うとなれば、更に緊張やら何やら訳の分からない気持ちがぶぁっと膨らんで、くらくらするに決まっている。
「好きって言わずに、言葉……伝えられないかな……」
 シャープペンシルを回すことにも飽きて、真っ白な便せんにぐるぐると意味のない螺旋を書いてみる。
「好きって言わなかったら、告白にならないじゃない」
彼女は冷静に言った。確かにそうだ。だけど、そうもいかないのが、現実。
 彼女は、知らないんだ。国語の成績は優秀だし、作文なんかもいつも賞を取っていたりする。自分の言葉を持っている人には、きっと私の気持ちは分からない。
 本当に、全神経に巡りたがっているその言葉は、刺激を運動神経に伝える直前で、まるで切れているかのように遮られている。自分の気持ちは分かっているのに、それを表に出せない。とても、苦しいこと。
 これほど、何も出来ない自分を恨んだことはない。できあがった料理が黒こげでも、歌を歌って周りと大いに違う音程を辿っても、第一章を読み終えるのに半年かかっても、針を布に刺さず指ばかりに突き刺していても――ここまで、無能な自分を恨んだことはない。

「ほら、下校時間。もうすぐ先生来るよ。追い出される」
 いつの間にか、本を閉じていた彼女が腕時計を指し示し、言った。私は力なく、頷く。結局、便せんは落書き帳になっただけだった。ぐるぐると、意味のない螺旋。彼女がそれを見て、笑った。
「あーあ、もったいないんだから。便せん、一枚無駄にしちゃって」
「うん……」
 別に無駄にしたわけじゃない。そう言いたかったけれど、やはり上手く表す言葉が見つからなかった。
 ぐるぐるとできあがった螺旋。意味がないって、最初は私も思ったけれど、それは私の気持ちになんだか似ていることに気がついた。それが無駄だとは、思えない。

 これが、今の私の精一杯の言葉なのかな。

 あまりに幼稚すぎて、恋文にはならないだろう。勿論、これを渡すつもりはない。
「帰るよ」
さっさと身支度を終えた彼女が、私の肩を叩く。うん、と小さく頷いて、シャープペンシルを突っ込んだ筆箱を、鞄の中に放った。

「言葉って、難しいね」
 教室の出口に先に立っていた彼女に追いつき、私は言った。彼女はまた、笑った。
「そう思うのは、あんただけだよ、きっと。好きだって書けば、簡単なのに、難しく考えちゃって」


 そうかも、そうかもしれない。だけど――


 彼女に言いたいこと、彼に言いたいこと、たくさんあった。だけど私は、結局、言葉という形に追いつけず、とぼとぼと帰路につくのであった。



えんど。



すぐに短編を書きあげることは、無謀に等しいと分かりました。お目汚し、申し訳ありません。
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